京成バス新都心営業所の管轄路線、所属車両を主にまとめています。

1994年茜浜車庫開業時に導入された新車は、日野ブルーリボンの長尺3扉が選択された。
また、塗装も他営業所とは違う茜浜独自の塗装となっている(車両の項参照)。
これが、初代の幕張ラッシュ対応仕様車となる。

幕張メッセや千葉マリンスタジアム(当時)の大量輸送に対応しての導入となったが2000年代に入り大量円滑輸送からバリアフリー対応輸送にシフトチェンジすると2ステップが災いしてかバリアフリー対応の低床車が選択・導入されるようになった。
3扉のまま低床化すると床下機器の配置が難しくなるからだ。

追い打ちをかける様に4枚折り戸が普及。2扉でありながら3扉さながらの円滑降車能力を持つ4枚折り戸は、
3扉とは違い低床車にも選択出来ることから00年以降の大型長尺低床化には4枚折り戸が導入された。

2001年→2台
2003年→2台
2005年→4台
に低床4枚折り戸車が相次いで導入。
更に2006年にはPJ-KVの長尺低床4枚折り戸車が19台も導入され、それまでの3扉車を全て置き換えた。
これらは現在も廃車がありながらも活躍している、2代目幕張ラッシュ対応仕様車となる。

廃車となった初代幕張ラッシュ対応仕様車は、長尺+3扉ということから幕張地区以外では使い勝手が悪かったためか、子会社に譲渡された車両はわずか4両にとどまった。残りは解体された2両を除きすべて海外輸出という結果になった。

2018年からは、2代目幕張ラッシュ対応仕様車の置き換えとして新型ブルーリボン長尺が導入されている。


3代目幕張ラッシュ対応仕様車ともいえるこの車両は、ノンステ化を達成できたものの、中扉は通常幅の引き戸である、公式側前のタイヤハウス上の席(いわゆる「オタ席」)がない、前扉が折り戸であるなどの理由があり、2代目と比べると詰め込みが効かなくなっている。
その為輸送能力は劣っているので、バリアフリーに特化した車両と言えよう。


車内

この影響で廃車となった2代目幕張ラッシュ対応仕様車は初代と比べると長尺ではあるものの扉は2つとなっており、初代と比べると使い勝手はさほど悪くはないため、現在廃車となった車両は全車両子会社若しくは国内のバス会社に譲渡されている。

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