京成バス新都心営業所資料室

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新都心営業所唯一の中型車であり、かつ単車では唯一日野自動車製でない車両です。
2016年春、イオンモール幕張新都心お買い物バス花見川団地ルートの開業に伴い、専用車としてイオン71系統用の中型車である4518号車が抜擢されました。この車両は同車の習志野転出に伴う補填目的として、江戸川営業所から転入してきました。
新都心営業所へのエルガミオの配置は初めてのことです。
後釜ということもあり、原則イオン71専用でしたが、同系統は土休日のみの運行であったため、平日は車庫にいたり実習車を担当したりして、後述する大減便前は4488号車とともに海61系統を担当することもありました。
しかし2018年以降はイオン71系統の担当者が大型化し、海61系統が朝の一部を除いて新習61系統へ短縮＋運行ダイヤの大幅減便がなされ(2019年廃止)、持ち場を奪われた同車は運用に出る機会が少なくなってしまいました。このころに車体更生を実施していますが、鴎色に塗り替えられていません。

2020年夏、当時幕張ベイパーク線の所定であった車両が抜ける際に、代走として入るようになり、同路線の準レギュラーとして新たな持ち場を獲得しましたが、ほどなくして2021年夏に朝の3便を除いて廃止となり、再び車庫の奥に押し込まれました。
しかし同年10月、東雲が担当している東京メトロの研修センターへの送迎車が、新木場駅のロータリー工事に伴い中型での運行となったため、長沼の2両とともにこの車両も貸し出しとなりました。折から東雲では新しく同地区のマンション住民送迎を受諾し、新木場ロータリー工事完了後はマンション住民送迎で活躍しました。

3月頭には東雲への貸し出しが終わり、新都心に返却されました。返却当初車番は千の位のみ変更されましたが、間もなく貸出前の車番に戻っています。
貸し出し前とは打って変わって営業運転を見かける機会が多くなり、主に幕11系統で姿が見られます。