京成バス新都心営業所資料室 - 4412

※このページの写真は四茶様よりお借りしました。ありがとうございます。転載厳禁。
日野 KL-HU2PREA(H15年式)ワンステップ
習志野200か・304

現:しまバス(奄美200か143)
←スイスポートジャパン(中部国際空港ランプバス)

2003年に茜浜に新製配置された日野の長尺ブルーリボンシティです。
BRCは2003年初頭頃にマイナーチェンジが施され、公式側前扉上および非公式側運転席窓上の凹凸がなくなりました。またリアナンバープレートの照射ライトが変わっているほか、京成バスではクーラーがビルドイン仕様ではなくなっています。
このモデルチェンジ後のBRC後期長尺は、茜浜に導入された4412・4413の2台のみの存在でした。

2005年に初開催されたプロ野球 セ・パ交流戦で、地元球団である千葉ロッテは優勝を果たしました。その際の優勝賞金を使用して、当時茜浜に配置されていたBRC全車にラッピングされました。
のち4585は早期に解除、4413は除籍1か月前に解除されましたが、残り2両は除籍までずっとラッピングされていました。
ラッピングの関係で車体更生は施工されなかっため、シートモケットは最後までワインレッドで、前面の車いすマークのデザインも変わらず、新車当時の特徴をずっと残していた車両です。

車内は優先席部分が肘掛けによって1人ずつ区切られているのが特徴でした。

主に新都心・幕張線(幕01/03)で走っていましたが、イオンモールが出来てからはイオンモール線にも充当され、またごくまれに津田沼地区へも顔を出していました。
晩年は香澄団地線(幕11)を中心に運用していました。

同車は2015年末、4531の配置によって運用から離脱しました。
その後は中部国際空港にてスイスポートサービスのランプバスとして活躍していました(情報提供ありがとうございます)。
しかし2021年にランプバスの運用から離脱し、中古バスディーラーを経て、今年3月、遠く離れた奄美大島で第三の活躍を始めました。