京成バス新都心営業所の管轄路線、所属車両を主にまとめています。


※このページの写真は四茶様よりお借りしました。ありがとうございます。転載厳禁。
いすゞ KL-LV834N1(H15年式)ノンステップ
習志野200か12-40

廃車解体←羽田空港交通(川崎200か1705)
←同(袖ヶ浦200か1256)←京成バスシステムKS-7163
元:新習志野高速7163(ナンバー変更なし)
←船橋高速貸切センター7163←金町営業所8163(足立200か731)

2003年初頭に金町営業所に配置された新7Eボディ架装のLV834です。
LV834はさまざまな地域で見られたいすゞのフルノンステップバスですが、富士重工業の新7Eボディを架装した車両は全国的に見ても貴重で、東武バスと京成バスのみ導入されました。京成バスではL尺・N尺ともに導入され、L尺は市川営業所に、N尺は東京都内の営業所に配置されました。

2010年代になると都内に配置されたN尺車両が次々と千葉県内の営業所に転出し、活躍範囲は都内周辺エリアから大きく拡大。京成バス管轄地域の様々な場所で見られるようになりました。この車両もその1台で、2010年に金町営業所から船橋高速貸切センターに転属し、貸切車として活躍することになりました。
2012年の同センター閉鎖後は後継となる新習志野高速営業所に継承され、ららぽーと〜船橋競馬場駅間のシャトルバスの代走や増便、幕張メッセでのイベント時のシャトルバス、さらに2013年12月のイオンモール幕張新都心オープン後はモール内無料巡回バスや海浜幕張駅〜イオンモールの増便など、様々な場所に顔を出しました。写真は海浜幕張駅〜イオンモールの増便に充当された際に撮影されたもので、この便は実質的な路線バスでしたが、同車はIC非対応かつ運賃箱もなく、現金のみの対応だったようです。

2014年、新都心営業所に転属。用途も変わらず貸切車でした。ごく短期間の在籍でしたが、新都心営業所に配置された唯一のLV834でした。

2015年に本体を除籍後は京成バスシステムに移籍。今度は企業送迎がメインになりますが、多客期間に走行するららぽーと〜船橋駅のシャトルバスに入ることもあったようです。
2016年2月、京成バスシステムからも除籍。その後は東京湾区域で主に企業の契約輸送を担当する羽田空港交通に移籍し、袖ヶ浦ナンバーを取得、企業送迎車として活躍しました。晩年は川崎市内に籍を移し、2018年頃に廃車・解体されたようです。

この型式は燃費や詰め込み等の性能面、トランスミッションなどの部品調達の困難さから、京成バスやその子会社を除籍後、大半は解体されてしまいました。しかしこの車両は幾度の移籍を果たし、様々な場所で様々な活躍を見せてくれました。

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