京成バス新都心営業所の管轄路線、所属車両を主にまとめています。


(2022.3)
日野 KL-HU2PREA(H13年式)ワンステップ
習志野200か・109
車台番号:HU2PRE-40056
H13年製造

現:ちばレインボーバス111

2001年、茜浜に初となる大型のバリアフリー対応の車両として4585号車と並んで導入されました。
それまで茜浜の単車はツーステップ・3扉の車両が選択されていましたが、導入の前年に交通バリアフリー法が施行されたことなどから、車椅子スロープが搭載できるワンステップバスが選択されました。中扉は4枚折戸とすることで、車椅子スロープの余裕を持たせながら乗降効率性も3扉さながらとなっています。
茜浜の大型車ではこの車両の導入以後「長尺・中4枚折戸・ワンステップバス」が標準仕様として確立され、その後一部の例外はあるものの、この車両を置き換えた4515号車まで受け継がれていくこととなります。
車内は優先席を4人掛けとし、折り畳み式の肘掛けで1人ずつ区切ることができるようになっています。

2005年に初開催されたプロ野球 セ・パ交流戦で、地元球団である千葉ロッテは優勝を果たしました。その際の優勝賞金を使用して、当時茜浜に配置されていたBRC全車にラッピングされました。
4412号車とともに除籍までずっとラッピングされていた同車は、新車当時の特徴であるワインレッド色のシートモケットを残し続ける数少ない車両です。

同僚の4585号車が茜浜再編前にちばシティバスに移籍したのに対し、こちらは茜浜閉鎖後新都心営業所に継承されました。
しかし、継承されて間もなく除籍となり、ちばレインボーバスに移籍。新都心営業所の車両として活躍したのはわずか4か月程度となりました。
移籍後、鴎色からレインボー色に塗り替えられ、路線車の一員として主に神崎線で稼働しています。
新製配置から21年となった2022年、貴重になった習志野100番台ナンバーの一員として、またちばレインボーバスの最古参車として、活躍を続けています。

※いなけみ。様より車台番号の情報を頂きました。ありがとうございます。
※ちばレインボーバスへの移籍後の写真はイベント時に撮影させて頂きました。ちばレインボーバスの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。


車内(2022.3)


特徴的な優先席部分(2022.3)

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